わたしの開けっぴろげ人生

日常ほぼ全部開けっぴろげ

悲しいけど不幸じゃない

 

ikkotokotoko.hatenablog.com

 

今日はご近所のお友達のご主人の告別式に行って来ました。

 

 

最後のお別れでは、

 

参列者が棺の中に祭壇に飾られていたお花を

 

順番に入れていって、それぞれ声をかけていました。

 

 

ご主人が大好きだった『ココナッツサブレ』も一緒に。

 

 

最後には妻のKちゃんが、

 

ご主人Mさん愛用の眼鏡を持って、

 

 

「Mさ~ん!眼鏡も一緒に入れとくから、

 

向こう行ったらこれ掛けて運転するねんで!」

 

 

って一緒に入れてあげてました。

 

 

 

妻のKちゃんは気丈にしっかりとお見送りしてましたが、

 

これから少しずつ、いなくなった事を実感していくのでしょうね・・・

 

 

 

お別れは寂しいです・・・

 

でもいずれ皆が行く世界に、

 

少し早めに行っただけなんですよね。

 

 

 

正直言うと私、

 

人が亡くなる事が『不幸』だと思えないんです。

 

これって不謹慎かもしれませんね・・・

 

気分を害したらごめんなさい。

 

 

でも私は悲しい事だし寂しいんだけど、不幸とは違う気がします。

 

 

不幸、可哀そう、っていうのはこの世の概念で、

 

もしかしたらあの世では違うんじゃないか?

 

って思う。

 

 

 

もしかしてあの世で、

 

『お疲れ様!下の世界でよく頑張ったよね!おめでとう✨』

 

ってお祝いされてるんじゃないか?って。

 

 

 

これはあくまでも私個人の勝手な想像です・・・

 

 

 

 

 

 

ここ1、2年のご家族の事を考えてたら、

 

凄く不思議というか、ご主人の愛を感じたというか・・・

 

 

 

もし今でも商売を続けていたら、

 

妻のKちゃんはとても大変だったと思います。

 

 

それがコロナの影響で店を閉めて、

 

Mさんがお元気な時に全て片付ける事ができた。

 

 

そしてそれぞれ仕事をみつけて、

 

彼女は会社で社会保険も入れてもらってて。

 

 

 

Kちゃんは1人になってしまったけど、

 

突然の死に路頭に迷う事も無いんです。

 

 

 

まるでこうなる事が分かってたかのようです。

 

 

 

お店を閉める事になった時は、

 

苦渋の決断だし、彼女も相当ショックを受けてました。

 

久々に外に出て働く事の不安もあっただろうし。

 

 

その直後にMさんの病気が発覚して、

 

「なんで私たちばっかり💦」

 

って泣いて嘆いていました。

 

 

だけど今になって思うと、

 

『なるほど、こういう事だったんだなぁ

 

って分かります。

 

 

 

一見、しんどい出来事でも

 

後になったらちゃんと納得できてるんです、

 

全てに意味があるから。

 

 

 

 

 

今日はきちんとお別れが出来て良かったです。

 

 

またいつか会える時まで。