事故から2週間以上たって、
昨日は骨折箇所の手術をしました。
全部の骨折をいっぺんに手術すると、
主人の身体もしんどくなるので、
昨日は右上腕と左ひざ裏側の大腿骨の手術でした。
手術予定時刻は12時~でしたが、
11時には来て麻酔の説明を受けて欲しい、
と言われて私、長男、三男、義母の4人で行って来ました。
手術前に主人と面会出来て、20分程ゆっくり会えました♪
普段は痛み止めの薬が常に入ってるので、
ウトウトした感じでしたが、長男の呼び掛けにも
手をギュッと握ったり、時々目をうっすら開けて
こちらを見たりしてました。
その後私達も、
ICUがある棟から手術室がある棟へ異動して、
手術室前の待合室で待ってると、
看護師さんが呼びに来てくれて、
手術室に入る主人と対面させてもらいました。
その時の主人は、痛み止めの薬を切ってたからなのか、
長男が「父さん!」呼ぶと「ん?」って感じで
パッチリ目を開けて、しっかり私達の顔を見ました!
その表情はちょっと驚いた感じで、
でもちょっと不機嫌な感じもあって(痛かったのか?)
その顔は主人がリビングでよくうたた寝していて、
無理やり起こされた時の顔でした笑
しっかり焦点も合っててボーっとした感じは無く、
いつもの主人の表情でした。
それを見た私達はもう嬉しくて
ちょっと興奮してしまいました。
それから私たちは待合室で長時間待つことになりました。
手術が始まったのは13時。
16時半に看護師さんが出てきて、
「今右上腕の手術を終えました、今から脚の手術始めます」
って言われ『終わりじゃなかったんだ⁉』ってまたピリッとして、
そこからまた待って・・・
18時半を過ぎると段々不安になってきて・・・
ようやく19時40分に先生が
Ⅹ線画像を手に出て来られました💦
術後の主人は顔色もよく穏やかだったので安心しました。
術後の説明はその場で画像を見せてもらいながらでした。
相当困難な手術で、それでかなり時間がかかった様です。
上腕の骨の中には肩の下からひじの上辺りまで、
金属の芯が縦に一本しっかり入っていて、
骨の周りをぐるっと細いワイヤーの様な物で縛ってました。
外科医の方ってもう職人さんですよね。
本当に感動しました。
あんな長時間の手術を終えてすぐでも、
疲れた顔も見せずこちらを気遣って下さって・・・
人としても素晴らしい方々が
この病院には集まってるだなぁ、と思いました。
帰宅してから長男が、
長男 「俺ってだいぶファザコンやわ。」
私 「そうなん?」
長男 「うん。父さんに毎日会いたいし、めっちゃ喋りたい。」
私 「それ父さん聞いたらめちゃ喜ぶわ。」
長男 「うん、言いたい。」
これまで長男は3人の息子の中でも一番口数少なく、
主人は大好きな息子と話したいからあれこれ
話題を振るんだけど、長男は必要な事をボソッという感じ。
普段私と長男は結構話すんだけど、
忙しかった父親と絡む事があまりなく育ってきた息子は、
どう絡んでいいのか分からなかったみたい。
これから新しい親子の関係を築いていけたらいいね。